仕事や家事の合間に、
お昼寝をする人は多いのでは
ないでしょうか。
昼寝の最適な時間帯や長さや姿勢を
ご存じでしょうか？
これを知っているだけで
作業処理能力が上がり、
記憶力が強化されて、
午後の作業効率を
グーンと上げることができます！
最適な昼寝の時間帯は？
昼寝の時間帯を間違えてしまうと
体内時計のバランスを崩してしまい
逆効果になってしまう
ことがありますので注意しましょう。
会社勤めの人はなかなか自分で
昼寝の時間帯を決められないかも
しれませんが、参考にして
いただければ幸いです。
昼寝は１２時～１４時がおすすめ
昼寝に関する研究は世界中で
多くされています。
最適な昼寝の時間帯についても
研究がされており、
このような研究成果が出てきます。
最も効果的な時刻は、午後の最も眠気が強い時間帯である
午後の眠気対策としての短時間仮眠
ここで言う時間帯というのは
１２時～１４時だそうです。
この時間帯を聞いて、「やっぱり！」
と思った人も多いのでは
ないでしょうか。
ちょうどお昼ごはんを食べた後くらい
の眠気が強くなってくる時間帯です。
昼食後に昼寝の時間が
取れないからといって１２時前の
眠気がない時間帯に無理をして
昼寝をする必要はありません。
眠気が強くなった時間帯に
昼寝をしましょう。
１４時以降に昼寝はダメ
では逆に１４時以降に昼寝をするのは
どうなのでしょう。
答えは
１４時以降の昼寝は避けましょう。
眠気が強い時に寝たほうがよい
というのは昼寝だけでなく、
夜の就寝時にも当てはまります。
１４時以降に昼寝をしてしまうと
睡眠の本番である夜の時間の眠気を
妨害してしまいます。
夜に質の高い睡眠を得るために
１４時以降の昼寝は避けましょう。
昼ごはん後に眠くなるのはなぜ？
昼ごはん後に眠くなる原因として
『食後の消化のために体内の血液が
胃や腸の消化器官に集中するため、
脳へ血液がいかなくなり眠くなる』
とよく言われていますが、
これが主な理由ではないそうです。
原因はアフタヌーン・ディップという
生理現象だそうです。
アフタヌーン・ディップは
体内時計の乱れや睡眠負債によって
午後２時ころに眠くなる現象です。
要は、お昼ごはんを食べようが
食べよまいが、生理現象によって
人は１４時頃に眠くなる
ということです。
最適な昼寝の長さは？
それでは１２時～１４時の時間帯で
昼寝の時間（長さ）はどれくらいが
いいのでしょうか。
実は時間帯と同じように、
昼寝の時間（長さ）も誤ってしまうと
かえって体がだるくなったり、
脳が働かなくなったりと、
午後の作業効率を下げてしまうので
注意しましょう！
１５～３０分昼寝がおすすめ
たったの１５分！？と
短く感じる人もいるかもしれませんが
昼寝の時間は
これくらいがベストなのです。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠が
あります。
レム睡眠は浅い睡眠とも呼ばれて
体を休めるための睡眠です。
ノンレム睡眠は深い睡眠とも呼ばれ
脳を休めるための睡眠です。
| 通称 | 休まる場所 | |
| レム睡眠 | 浅い眠り | 体（筋肉） |
| ノンレム睡眠 | 深い眠り | 脳 |
昼寝の目的は体を休めることなので
「浅い眠り」つまりレム睡眠状態で
睡眠を取ることが適切と
言われています。
浅い眠りのためには１５～３０分が
適当な時間です。
長く寝すぎるとダメ
３０分以上の睡眠は逆に午後の
作業効率を下げてしまう可能性が
あります。
先ほど申し上げたように、
昼寝の時間が長くなってしまうと
深い睡眠（ノンレム睡眠）に
入ってしまいます。
ノンレム睡眠で脳が
一度休んでしまうと、
また正常に動き出すのに時間が
かかってしまいます。
寝起きにぼーっとした状態が
脳が働いていない時の状態です。
そのような状態は体にまで影響を
与えてしまい、だるさなどを
感じてしまいます。
当然、脳の働きは低下している状態
なので判断力や記憶力は普段よりも
劣ってしまいます。
昼寝しすぎると脳まで休んでしまう
と覚えておきましょう！
目を閉じるだけでも効果あり
寝つきが悪いからそんな短い時間では
眠ることができないという人も
いるかと思います。
しかし、実際に眠りに落ちなくても
目を閉じてリラックスするだけでも
昼寝の効果はあります。
先ほど申し上げたように、
昼寝の目的は体を一時的に休める事
です。
昼休みに目を閉じて
数分リラックスするだけでも
昼寝の効果が得られます。
昼寝はどんな姿勢で？
昼寝の時間帯と時間（長さ）が
分かった後は、姿勢です。
しっかりと布団で寝た方が良いのか？
答えは机などでうつぶせで寝るのが
おすすめです。
机でうつぶせ寝が昼寝のおすすめ姿勢
人によっては
机にうつぶせで昼寝は寝にくい
と思われるかもしれません。
しかし、その寝にくさが良いのです。
先ほど申し上げましたが、
長い睡眠は、本来の昼寝の目的を
脱してしまいます。
１５分位で昼寝から起きるためには、
熟睡をしてはダメなのです。
机でうつ伏せで寝るように
少し寝にくい姿勢で寝ることで
浅い睡眠を保つことができます。
アイマスクは効果的
昼寝をする状況は当然、
照明や日光によって
明るい環境になっています。
目を閉じた状態でも、まぶた越しに
光を感じると思います。
目に光を感じてしまうと、
自律神経が刺激されて、
リラックスしにくい状態
になってしまいます。
アイマスクをすることで、
外部の光を遮断して、短時間でも
リラックスした睡眠状況を
作ることができます。
おすすめ昼寝用まくら
先ほど、机でのうつ伏せ寝をおすすめ
しましたが、うつ伏せ寝は
腕がいたくなりませんか？
私も起きた時に腕が
痺れたりしたことがありました。
そうならないために昼寝専用の
枕を準備することもおすすめします。
おひるねＭＯＧＵ（モグ）
ドーナツ型の枕です。
下の写真のように穴に腕を入れて
腕枕にすることもできますし、
穴に顔をうずめてうつ伏せ枕に
することもできます。
 | 価格:1,480円 |
- コンパクトで収納しやすい
- 値段が手ごろ
- かわいいカラー６種
なのもオススメポイントです。
ルルド デスクdeズー
腕につけるタイプの腕枕なのですが、
他の昼寝用まくらとの決定的な違いは
１５分タイマーがついています。
１５分経つとブルブルと振動で
昼寝から起こしてくれます。
 | 価格:4,400円 |
- ヒーター機能がある
- かわいいキャラクター
なのもオススメポイントです。
昼寝用まくらではなく
夜用の高級まくらを検討されている人
はこちらの記事も
参考になると思います。
