寝る前にどうしても何か食べたくなる
時ってありませんか?
私はよくあります(恥)
『寝る前に食べると太る』
と信じ切っていた私
結局、空腹に耐えきれず
食べてしまい
何度も後悔していました。
でも実はこの
『寝る前に食べると太る』
という定説
実は嘘って知ってましたか?
最近でも多くの学者が食べる時間と
太りやすさの関係を研究して
論文を出しているのです。
夜遅い食事(夜食含む)と肥満(体脂肪率などの体組成を含む)との関連はなく
引用元:日本健康教育学会誌
『寝る前に食べたい!』
この欲求は抑えなくてもいいんです!
とは言っても心配ですよね。
私もこの事実を知ってからも
本当に食べてもいいのか
と信じ切れずに迷っていました。
でも調べていくと就寝前の食事は
太りやすさとは関係しないどころか
睡眠の質を上げる
ということも分かってきたのです!
1.就寝前食べてもいいと安心できる
2.何を食べると睡眠の質が上がるか
3.どの時間に食べると熟睡できるか
どうして寝る前に食べても太らないのか
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/bill-oxford-aIlAhLdwk2g-unsplash-1024x737.jpg)
先ほどの文献もそうですが、
食事時間と太りやすさの関係を
研究している機関は多く、
『夜食べると太るとはかぎらない』
と結果を出しているところは
意外と多いのです。
有名な研究でいうと
ラマダンに関する研究です。
ラマダン(Ramadan)とは
イスラム教の五行の一つで
イスラム歴の9月に
一切の飲食を断つこと。
1か月間の断食なのですが
日没後には何を食べても飲んでもOK
なのです。
なのでラマダン中の食生活は
日中は一切飲食をせず、
夜になるとハイカロリーな食べ物を
大量に食するそうです。
まさに寝る前の食事の究極版です!
そんな寝る前に食事をとるという
食生活なのですが、研究してみると
被験者のほどんどが太るどころか
痩せたそうです。
参照:Effect of fasting in Ramadan on body composition and nutritional intake: a prospective study
ラマダンの1ヶ月間と
それ以外の1ヶ月間の
一日の総摂取カロリーを比べてみると
大差ないそうです。
このことから人が太るメカニズムとは
食べる時間ではなく、
一日の総摂取カロリーに関係している
と言うことができます
つまり『寝る前に食べるから太る』
ではなく
『寝る前に食べすぎるから太る』
が正しいようです。
寝る前の食事が太らないのは
分かったけど、どうしてそれが
よい睡眠につながるのか
を次に説明したいと思います。
寝る前の食事がどうして睡眠の質を上げるのか
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/gregory-pappas-rUc9hVE-L-E-unsplash-1024x683.jpg)
睡眠中も体って働いてますよね?
実は睡眠中のカロリー消費量は
300キロカロリー
と言われています。
300キロカロリーというと
ウォーキング90分
に相当するそうです。
意外と寝ている間に
エネルギーを消費しているんです!
人の体はエネルギーがないと
うまく機能しません。
つまり睡眠にもエネルギーが必要
なのです。
寝る前に食事をとらないと睡眠の質が低下する
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/pablo-merchan-montes-Orz90t6o0e4-unsplash-1024x683.jpg)
寝ている間にエネルギーが
不足してしまうと
体がうまく機能しません。
体の機能が低下してしまう
ということは
寝ている間に体が休まらない
ことに繋がります。
つまり
熟睡ができない
ということです。
そうなると目覚めも悪くなり、
次の日の仕事にも支障がでてしまい、
最後にはメンタル面が
崩壊してしまうかもしれません。
『寝る前に食べられない』
というストレスだけでなく
『質の低い睡眠』
が更なるストレスになります。
寝る前に食事を取らないということは
2重のストレス苦なのです。
どれくらいの量の食事が適切なのか
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/jimmy-dean-Yn0l7uwBrpw-unsplash-1024x683.jpg)
とは言っても
どれだけ食べてもいい
というわけではありません。
睡眠中にもカロリーは消費しますが
それは起きている時と比べると
小さな消費量です。
睡眠中に必要な分だけのエネルギー
だけを取るようにしましょう。
具体的な量で言いますと
おにぎり1個分
だそうです。
次におにぎり以外のオススメ食べ物
を紹介したいと思います。
寝る前にオススメの食べ物
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/4247515_m-1024x683.jpg)
ずばり取ったほうがよいのは
『炭水化物』です。
炭水化物とは「糖質+食物繊維」
この糖質が
エネルギーの源になっています。
紹介するのは炭水化物を
より効率よくエネルギー
に変える食べ物です。
①おかゆ
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/4362803_l-1024x683.jpg)
おかゆが良い理由は
低カロリーなことです。
ついつい食べ過ぎてしまいがちな
夜食でもおかゆなら安心です。
また体を芯から温めてくれる
ためその後に眠りやすくなります。
②うどん
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/food-5390795_1920-1024x683.jpg)
私は寝る前にうどんを食べています。
一番の理由は調理が簡単なこと!
ストックしてある冷凍うどんを
レンチンで解凍するだけです。
うどんは消化がいいので、
胃の負担にもなりません。
③物足りないあなたへ
おにぎり、おかゆ、うどん、
そんなシンプルなメニューでは
物足りないと思った方は
こちらを参考にしてください。
炭水化物を効率的に取れるだけでなく
満足感もあるレシピ
を紹介しています。
ただのおかゆやうどんではなく
ちょい足しがされていたり、
食べ応えのあるスープなどを
紹介しています。
私は卵あんかけうどんがオススメ!
また別の記事で
寝る前にオススメの飲み物と
避けたほうがよい飲み物
も紹介しています。
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/john-mark-smith-_S6eV1Uz5A8-unsplash-160x90.jpg)
就寝の何時間前に食べたほうがいいのか
![](https://anminlife.com/wp-content/uploads/clock-4903265_1920-1024x683.jpg)
寝る前に食べる理由と
オススメの食べ物の次は
食べる時間です。
食べる量だけでなく食べる時間も
質の高い睡眠のために重要です。
結論から申し上げると、
就寝の2時間前
には食事を取ったほうがいいです。
食べる量や消化のしやすさにも
よりますが、胃の中の食べ物を
消化するために胃腸が活発に働くのは
2時間と言われています。
胃腸が活発に働いている状態で
寝ようとしても体が興奮状態になり
寝つきが悪くなってしまいます。
軽い食事であれば1時間程度前でも
良いとは思いますが、
就寝の2時間前が確実でしょう。
まとめ
- 寝る前に食べると太るは嘘
- 食べる時間と太るは関係ない
- 寝る前に食べることで睡眠の質を上げることができる
- 寝ている間もエネルギーが必要
- 必要な量はおにぎり一個分
- お勧めの食べ物はおかゆとうどん
- 就寝の2時間前には食べる